エンジニア、山へゆく

30歳から登山を始めたエンジニアです。週6家にいて週1山にいます。

登山初心者の人は一度「山と渓谷社」の本を読んでおくことを強くおすすめしたい

今の時代何かを調べたいとき真っ先にインターネットやSNSで情報を集めると思いますが、「なかなか自分の欲しい情報にアクセスできない」と思ったことはないでしょうか?

自分はしょっちゅうあります。登山の情報を集めるときは特に思います。これを見ておけば間違いないみたいな情報ソースの存在があまりないなと感じます。ひそかに自分のブログがそんな存在になれればよいなと思いながら書いてたりします。

ただ最近そんな悩みを解決できる一つの方法が自分の中で生まれました。

それは「山と渓谷社」の本を読んでおくことです!

山と渓谷社について

知ってる方も多いと思いますが、改めて紹介。

山と渓谷社は登山専門誌の「山と渓谷」(通称ヤマケイ)をはじめ、スキーや旅、自然などアウトドアを軸に雑誌や書籍などの出版を通じて情報提供してくれている会社のことです。

www.yamakei.co.jp

なぜ「山と渓谷社」の本を読んでおくことがおすすめなのか

1冊に対する圧倒的な情報量と信頼性

実際に月刊誌の「山と渓谷」を読んでみるとわかるんですが、圧倒的な情報量です。「これを月刊で出せるなんて…」と感動すら覚えます。一体どういうスケジュールで完成させてるんでしょうか。そんな疑問まで出るくらいには情報量がすごいです。

しかもこの雑誌が出版され始めたのは1930年(昭和5年)という歴史ある雑誌であり出版社です。誇張なく日本の登山文化を支え続けてくれた会社といって差し支えないでしょう。その貢献度は計り知れません。

そんな歴史があるのでその情報にもとても信頼性があります。インターネットやSNSの情報は誰が書いたのかわからない情報も大量にあるのでそういう情報よりは断然こういう書籍で仕入れた情報の方が信頼性がありますよね。

移り変わりが少ない、普遍的な情報

例えば数年前のファッション雑誌を引っ張り出して参考にすることはほとんどないと思うのですが、山の書籍は数年前に出版された本を読んでも全然参考になります。

ファッションは移り変わりが激しいですが、山の情報には移り変わりが少ないです。なぜなら山はいつもそこにあるからです(??)。道具の進化でアップデートされることはあっても登山するうえで大切なことはそう変わりません。

これを読んでおけばよいという安心感

一つ目の圧倒的な情報量と信頼性につながってきますが、これを読んでおけばよいという安心感がすごいです。インターネットやSNSの情報の海を泳ぐ必要はなくなります。自分は一度調べたら止まらなくなるタイプなので、何も考えずに困ったらとりあえず山と渓谷の情報を確認すればよいという選択肢が取れるのは非常にありがたいです。

登山初心者の人にまず読んでほしい「山と渓谷社」の本

ヤマケイ登山学校 登山入門

どれか一つ選べと言われたら迷わずこの本を選びます。

登山計画や装備、準備、山の歩き方、危険についてなど初心者がまず知った方がよい情報がこの一冊でほとんど網羅されてると思います。イラストや写真も多用されており、とても読みやすいです。まずはこの本を読めば問題ないと思います。

ちなみにこの本は「ヤマケイ登山学校」というシリーズ本の一つで、ほかの内容もかなり勉強になるので余裕があれば読んでおいた方がいいです!

山と渓谷 2022年11月号「全国絶景低山100」

タイトルの通り、全国の絶景低山100選が紹介されています。初心者の方はここから登る山を決めるのもいいと思います!インターネットとかだとあんまり紹介されていない山も結構紹介されている気がして自分もとても参考にしてます。

山と溪谷 2023年 1月号

日本の百名山がびっくりするくらい1冊によくまとまっている。内容が濃くてめちゃめちゃお得感があります。自分も登りたくなるような写真付きで登山のモチベーションを上げてくれるような1冊です!ぜひ読んでほしい!!

実はKindle Unlimitedですべて無料で読める

自分も最近知ったのですが、実は今紹介した本全部というか山と渓谷社が出している本のほとんどがKindle Unlimitedで読めちゃいます。これはマジでお得すぎると思います。

調べてみるとKindle Unlimited対象の登山関連の本はかなり充実しています。最初の1か月は無料なので、自分はその1か月で山と渓谷の本を始めかなりの数の本が読めました!

普通に買うと1冊1000円前後すると思うので最初の1か月で色々読んでみて後から見返したいと思った本だけ買うのが個人的には良いと思います。

まだ山と渓谷社の本を読んだことがない人はぜひ一度登録して読んでみるのもお財布に優しくてよいと思います~

www.amazon.co.jp

以上、一度「山と渓谷社」の本を読んでおくといいよという話でした!

一個人の意見ですが、参考になれば嬉しいです!