実は冬の低山が一番登山するにはおすすめできる【最高の環境】
以前夏の登山(低山)はただの苦行だよという話をしました。
今回は逆に冬の低山は登山するには最高だよという話をしたいと思います。
冬の低山が登山するのにおすすめ、最高な理由
何もしないと寒いくらいが登山するにはちょうどよい
一度冬の時期に山に登ってみるとわかるのですが、冬でも山に登ってる間は結構汗をかきます。確かに何もしていないと冬は寒いですが、山に登ってるとちょうどよくなります。心地いいくらいです。
夏のなにもしなくても汗だくになる時期に低山に登山した時を思えば天国に思えてきます。
虫がいない
シンプルですがこの1点だけで登山したくなるほどのメリットを自分は感じます。春夏秋は山の中なので当然なんですが虫が多いです。中には蜂やヒルなど危険な虫や生物も存在します。
その点冬は虫がほとんどいないので、登山しているときめちゃめちゃ快適です。耳元に羽音がきたり、目や口、鼻、耳などに虫がぶつかったり身体に留まってくるストレスから解放されるのです。
本当に最高です
空気が澄んでて景色がきれい
同じ山を季節を変えて登ってるとよくわかるんですが、冬は空気が澄んでるため景色がめちゃめちゃ奇麗だなと感じます。体感できるくらいに遠くまで見えて景色が違う気がします。写真が趣味の人とかは冬はかなり楽しめると思います。
なぜか登山する人が少ない
なぜか冬は登山する人が少ないです。なぜでしょう。たぶん冬は雪山というイメージがあって行こうと思わないのか、それか朝寒くて家から出れないかのどちらかでしょう。自分は後者じゃないかと思ってます。
真相はわかりませんが、とにかく人が少ないので自分としては独り占めして得した気分になります。自然の音を聴きながら歩けるし登山に集中できるからです。
冬の低山を登るときの注意点
今まで冬の低山を登るメリットを話してきましたが、注意点もいくつかあります。
雪が積もってるか登る前に確認しておこう
低山とはいえ立派な山なので平地で積もってなくても山では結構積もってるみたいな状況はかなりあります。雪の積もった山を登るのはチェーンスパイクやアイゼンが必要だし、一気に難易度があがるので初心者の人は登らない方がよいです。
事前にヤマップで同じコースを登山した人の情報を得たり必ず確認してから登るようにしましょう。
15時くらいには暗くなってくるので早めに下山できるようにしよう
冬は日が短いです。山の中だと15時くらいには結構暗くなってきます。なので朝早くから登って早めに下山できるようにするのが大事です。
万が一のためにヘッドライトなども買って必ず持っていくようにした方が良いです。
落ち葉で道が分かりづらかったり、滑りやすくなるので気を付けよう
冬は落ち葉で結構道が見づらくなります。低山は実は意外と道に迷う人も多いです。山の低い高いは関係ありません。
自分も一度道に迷って10分ほど遭難状態になったことがあります。
初心者の方は低山だからといって気を抜かずに特に落ち葉で滑りやすくなっていたり道が分からなくなる場合があるので気を付けましょう。
防寒着はきちんと持っていこう
最後は当たり前ですが防寒着をきちんと用意して登ってください。登ってるときは暑くてもちょっと休憩するだけでかなり冷えてくると思います。
Tシャツは間違ってもコットンではなくて、ポリエステルやウール素材の速乾吸収性のあるTシャツを着てってください。ヒートテックとかはだめですよ!
ウェアを持ってなかったらとりあえずワークマンでそろえちゃうのが無難だと思います。
以上、冬の低山は登山におすすめ・最高という話でした。
何かの参考になればうれしいです。