【頂上まで2時間で最高の眺望】神奈川県・大野山は高尾山、筑波山級に初心者におすすめできる隠れた名山だった
この前の休日に神奈川県の大野山に登ってきました。これが最高でした!気軽に登れて景色もびっくりするぐらい良かったです。その割に人も少なかったので穴場な山なのでは⁉今回はそんな大野山を登った感想をお伝えできればと思います。
大野山について軽く紹介
大野山は神奈川県にある標高723mの山です。「神奈川県立丹沢大山自然公園」という守るべき風景として県が指定したエリアの中に属しています。写真の通り、頂上付近はかなり開けており、富士山に丹沢、箱根など周辺の著名な山を一望できます。
いざ大野山へ
大野山には今回「谷峨駅~大野山~山北駅」のルートで登りました。調べてるとこのルートが最も一般的そうだったのでこのルートにしました。
谷峨駅から歩いて行けます。バスに乗らなくていいのは車酔いが酷い自分にはかなりありがたい!
駅を出るとすぐに大野山へのハイキングコースの表札が出てきて、基本的に歩いていると大野山へのルートを示してくれる看板があるのでその通りに進めばいいはずです。
ご親切にありがたい…
駅前を歩いてすぐの景色ですが、この時点でかなり満足感があります。都会ではなかなか見られない景色が登る前からあってテンション上がりました!
さらに歩いていくとこの川の迫力です。
10人までしか一度に渡れないらしいです。どう見ても30人くらい同時でも渡れそうなんだけどなぁ。
舗装された登りを淡々と登っていくと道がどんどん細くなってきます。
ここからが本当の登山道です。
道中こんな感じの扉が3つくらいありました。改めて野生動物注意と書かれるとちょっと怖くなる…
ここからいよいよ登山だ!…と思いきや
少しすると舗装した道に戻ります。全体の3分の1くらいは舗装した道を歩いてました(笑)これなら登山靴じゃなくても登れそうだなと思いました。
再度登山道に戻ります。看板3つくらいずっと大野山まで55分という標記だった気がする…
そんなこんなで歩いていくともう頂上手前で気づいたら大絶景が広がってました。
下を見れば山々が広がり、
上を見ればススキが広がる大絶景です!秋から冬にかけてはこのススキを楽しめるのでおすすめらしい。
そんなこんなできれいな景色を見ながら歩いていたら…
もう頂上でした!!頂上も開けていて展望がめちゃくちゃいい。
ご飯食べたり、休んだりできるところもあります。お昼くらいから登り始めたのでそんなに長居はしませんでしたが、十分景色を堪能できました。
帰りは地蔵岩コースを通って山北駅まで下山したんですが、結構危険な道でした。
どうやら数年前の土砂崩れの影響がまだ残ってるようです。道も狭くて急な斜面の場所が結構あり、かなり危ないなと思いました。もう一度大野山を登る際は帰りは山北駅ではなく、来た道を戻り谷峨駅へ帰ると思います。
結構至近距離に鹿さんが出てきて、ビビり散らかしましたw
こんな感じで下山して大野山登山は終了しました!
大野山が高尾山、筑波山級に初心者にお勧めできる理由
- 景色がとにかく奇麗
- 頂上まで2時間で登れて下山含めて4時間で帰れる
- 谷峨駅から大野山までの道はかなり舗装されていて初心者でも安心して登れる
- バスに乗らなくてよいので登山のタイムスケジュール管理が楽
- なぜか人が少ないので山を堪能できる
上記のような点が初心者にはおすすめできる要素として挙げられます。
一番推したいのは手軽に最高の眺望を堪能できるところです!
マジで景色良すぎてびっくりしました!!頂上まで2時間でこんな奇麗な景色を見れる山を自分は知りません。しかも道もかなり舗装されてるので登りやすい!!
初心者の人が登るのにこれだけ適した山はそんなにないはずなのに、なんでこんなに人がいないんだ!!!!!!本当に謎です。
確かに都内からは片道2時間前後かかると思うのでちょっと遠いですが、逆に神奈川周辺に住んでいる初心者の方などはぜひ登ってほしいです!
大野山を登るうえでの注意点
おすすめしましたが、注意点もちょっとあります。
- 道に迷わないように念のため現在地を確認できる登山用アプリ(ヤマップ)などを入れておいた方がよい
- 大野山~山北駅のルートは初心者が登る・下山するのにはかなり危険だと思うので通らないようにしましょう
まず標識もある程度しっかりあるので迷うこともそこまでないと思うんですが、高尾山や筑波山と比べると登山客が少ないし標識も少ないので、登山を始めたばかりの人でもヤマップなどの登山用アプリを入れて現在地やルートを確認できる環境は念のため用意しておくとよいでしょう。
また、すでに紹介しましたが大野山~山北駅のルートは初心者の人にとってはかなり危険に感じる場所が多いルートなので通らないようにしましょう。
景色もそこまでよくなくて淡々と歩いていくだけのルートなので、登った道と違うルートを通りたいという理由だけで通るには危険性が高く割に合わないルートだと思います。自分も次登るなら「谷峨駅~大野山~谷峨駅」の来た道を戻るルートにすると思います。そっちの方が断然景色もいいですし。
以上、個人的にかなりお勧めできる大野山の紹介でした!
一個人の意見ですが、何か参考になればうれしいです。
初心者向けのほかの山を紹介した記事もあるので合わせてみてください~
実は冬の低山が一番登山するにはおすすめできる【最高の環境】
以前夏の登山(低山)はただの苦行だよという話をしました。
今回は逆に冬の低山は登山するには最高だよという話をしたいと思います。
冬の低山が登山するのにおすすめ、最高な理由
何もしないと寒いくらいが登山するにはちょうどよい
一度冬の時期に山に登ってみるとわかるのですが、冬でも山に登ってる間は結構汗をかきます。確かに何もしていないと冬は寒いですが、山に登ってるとちょうどよくなります。心地いいくらいです。
夏のなにもしなくても汗だくになる時期に低山に登山した時を思えば天国に思えてきます。
虫がいない
シンプルですがこの1点だけで登山したくなるほどのメリットを自分は感じます。春夏秋は山の中なので当然なんですが虫が多いです。中には蜂やヒルなど危険な虫や生物も存在します。
その点冬は虫がほとんどいないので、登山しているときめちゃめちゃ快適です。耳元に羽音がきたり、目や口、鼻、耳などに虫がぶつかったり身体に留まってくるストレスから解放されるのです。
本当に最高です
空気が澄んでて景色がきれい
同じ山を季節を変えて登ってるとよくわかるんですが、冬は空気が澄んでるため景色がめちゃめちゃ奇麗だなと感じます。体感できるくらいに遠くまで見えて景色が違う気がします。写真が趣味の人とかは冬はかなり楽しめると思います。
なぜか登山する人が少ない
なぜか冬は登山する人が少ないです。なぜでしょう。たぶん冬は雪山というイメージがあって行こうと思わないのか、それか朝寒くて家から出れないかのどちらかでしょう。自分は後者じゃないかと思ってます。
真相はわかりませんが、とにかく人が少ないので自分としては独り占めして得した気分になります。自然の音を聴きながら歩けるし登山に集中できるからです。
冬の低山を登るときの注意点
今まで冬の低山を登るメリットを話してきましたが、注意点もいくつかあります。
雪が積もってるか登る前に確認しておこう
低山とはいえ立派な山なので平地で積もってなくても山では結構積もってるみたいな状況はかなりあります。雪の積もった山を登るのはチェーンスパイクやアイゼンが必要だし、一気に難易度があがるので初心者の人は登らない方がよいです。
事前にヤマップで同じコースを登山した人の情報を得たり必ず確認してから登るようにしましょう。
15時くらいには暗くなってくるので早めに下山できるようにしよう
冬は日が短いです。山の中だと15時くらいには結構暗くなってきます。なので朝早くから登って早めに下山できるようにするのが大事です。
万が一のためにヘッドライトなども買って必ず持っていくようにした方が良いです。
落ち葉で道が分かりづらかったり、滑りやすくなるので気を付けよう
冬は落ち葉で結構道が見づらくなります。低山は実は意外と道に迷う人も多いです。山の低い高いは関係ありません。
自分も一度道に迷って10分ほど遭難状態になったことがあります。
初心者の方は低山だからといって気を抜かずに特に落ち葉で滑りやすくなっていたり道が分からなくなる場合があるので気を付けましょう。
防寒着はきちんと持っていこう
最後は当たり前ですが防寒着をきちんと用意して登ってください。登ってるときは暑くてもちょっと休憩するだけでかなり冷えてくると思います。
Tシャツは間違ってもコットンではなくて、ポリエステルやウール素材の速乾吸収性のあるTシャツを着てってください。ヒートテックとかはだめですよ!
ウェアを持ってなかったらとりあえずワークマンでそろえちゃうのが無難だと思います。
以上、冬の低山は登山におすすめ・最高という話でした。
何かの参考になればうれしいです。
登山でよく聞く「健脚者」は初心者にとって「超人」という意味だよという話
登山をしているとよく「健脚だね~」という登山者の会話が聞こえてきます。登山コースを調べても「健脚者向き」と書いてあるのをよく見ました。
「健脚者」について調べてみると初心者の自分にとっては「超人」だなと思いました。その理由を今回話していきます。
健脚者とは超人のことである
足が丈夫で、歩いたり登ったりすることに達者であること。また、そのようなさま。
インターネットで健脚について調べてると上記のような定義がされていました。ただこれだけだとどれくらいなのかがイメージしにくかったです。
インターネットで色々健脚者について書かれている情報を調べていくと、彼ら彼女らは初心者にとって超人みたいな存在ということがわかりました。
健脚の人たちは自分たちが1泊するようなコースを日帰りで登ります。2泊するようなコースは1泊で登ります。自分たちの倍以上の速度で登っていくということです。
1日8~10時間くらい歩けて、それを何日も歩いて行けます。そして登山経験や知識も豊富です。毎日運動部で練習してる学生くらい体力があって、山の経験も豊富な人をイメージしてください。それはもう自分にとって超人です。
健脚者向けと書かれていたら初心者は登らない方がよさそう
もし自分が登ろうとしているコースが健脚者向けと書かれてあったら初心者は登らないようにしましょう。登るにしてもかなり時間がかかることを想定しましょう。健脚者とはただ足が健康な人という意味ではなく登山においての上級者、超人を示す言葉です。言葉の通りの理解をしないようにお気をつけて下さい!
以上、何かの参考になればうれしいです!
高い山=危険、低い山=安全では全然ないよという話【登山の難易度】
登山を始めた最初の頃、標高の高い山は登るのが大変で危険な山、低い山は比較的に楽に簡単に登れる安全な山だと思ってました。ただこれは大きな間違いでした。そんな単純なものじゃなかったです。
登山の難易度をしっかり把握していないと遭難など取返しのないことにつながってしまう可能性が高くなるので今回は登山の難易度で見ておくべき点、気を付けた方が良い所などを個人的な視点ですが紹介したいなと思います。
標高だけではなく、自分が登るコースの標高差を見よう
標高を見るのも確かに大事です。だいたい標高が100m上がると気温は0.6度くらい下がるらしいです。標高0mの場所で気温20度の場合、標高3000mのところでは2度くらいに気温が下がります。
標高が高くなると高山病の危険性も上がるので見るべき一つの指標ではあるのですが、この指標だけ見ると日本で一番高い富士山が一番危険ということになります。富士山に毎年多くの観光客が登っている事実からも単純にこの指標だけで山の難易度を図るべきではないとわかると思います。
例えば自分がこの前登った立山(雄山)は標高3003mです。
ですが、立山に登る登山道の入口である室堂という場所までバスで行けるのですがその標高は2450mほどです。なので実質的に登る標高差は550mほどになります。もちろん危険な場所もあったのですが体力的にはそこまできつくはありませんでした。
逆に自分が今までで一番きつかった山は神奈川県の塔ノ岳という山で、標高は1491mほどですが登山道の入口は300mほどで実質1200mくらいを登らなくてはいけません。9時頃から登り始め、下山したのが17時くらいで昼食の時間入れて8時間くらいかかりました。
初心者であれば個人的には600~700mくらいまでの標高差の山に最初はとどめておくことをおすすめします。
どんな登山道なのか、道の状態、天気予報などを事前に調べておく
どんな登山道なのかや道の状態、当日の天気によっても難易度は大きく変化します。例えば高尾山だとしても大雪が積もってたり道が凍っていたりするとかなり危険です。雪が積もってるならチェーンスパイクやアイゼンを持っていく必要がありますし、雨なら当然レインウェアが必要です。
天気情報得やすいですが、道の状況とかの情報は行ってみないとなかなか得るのが難しいです。そこで自分がおすすめしてるのはヤマップで前日や最近登った人のレポートをすべて読んでいく方法です。写真を投稿してくれていたりするので道の状況がわかったり、雪が積もっているかなどいろんな情報を得ることができます。
どんな登山道なのかは事前に地図をダウンロードしたり、Webサイトで情報を集めることで対応しましょう。
標準のコースタイムを確認しよう
自分の登りたい山を調べると必ずコースやコースにかかる時間が表記されているサイトがあります。どのくらい登るのに時間がかかるかは事前に必ず確認しましょう。
標高が低いからと言って必ずしもかかる時間が短いとは限りません。かなり時間がかかる山も多いです。気を付けてください。
初心者の人の目安としては往復4時間くらいの山がいいと思います。昼食の時間を入れたり、体力がなくて普通の人より時間がかかる想定をすると4時間で帰ってこれるくらいの山がちょうどいいです。
県によってはグレーティングを出してるのでチェックしよう
実は県によっては山の難易度を表すグレーティングというものがあります。
Aが難易度が低く、Eが一番難易度が高いです。体力度と技術的難易度の2項目から決められており、とても参考になります。自分が登る山の県がもしグリーティングを出していたら必ず確認するとよいと思います。
ちなみに自分は今の実力では難易度Bまでの山しか登らないようにすると決めています。
低山でも遭難してしまう場合が十分にあり得ることを肝に銘じておく
最後に低山でも十分遭難してしまう場合があることを肝に銘じておきましょう。
実際自分も道を間違えて10分ほど遭難状態にあった経験があります。まじでその時は突然くるので万全な準備で行った方がいいです。
自分は半年間だけですが登山してきた身からしても、意外と急な登りも多く、道幅も狭まかったり、道が全然整備されていない、獣道や作業用の道?など細かい道の分岐も多くて道に迷ってしまう要素がかなり詰まっているなというのが低山の感想です。正直登山客の沢山いるアルプスの山よりも人がそこまでいない低山の方が間違いなく危険だと思います。
高尾山や筑波山など有名な山しかまだ登っていない人はあまり実感できないと思いますが、心の片隅にでもおいていただけると嬉しいです。
以上、単純じゃない登山の難易度の話でした。
もし何かの参考になればうれしいです!
これから登山始める人はワークマンでとりあえず一式ウェアそろえちゃうのが安くておすすめ
これから登山を始めようとしてる人たちが必ず通る悩みがウェアどうしよう問題です。登山ウェアは種類が膨大でしかも高いです。高額なのでどのウェアを買った方がよいのか悩まなきゃいけないし、仮に買ったとしても結局登山をあまりしなかったらもったいないです。
そんな悩みの解決策として、自分がおすすめするのがとりあえずワークマンで一式そろえちゃうという方法です。
なぜワークマンで一式そろえた方が良いのか
答えはずばり超安いからです!どのくらい安いかというと登山メーカーのウェアの2倍以上は確実に安いです。
例えばレインウェアの上だけで登山メーカーのものを買おうとすると2万円以上かかりますが、ワークマンで買えば5000円以下で手に入れることができます。
なんなら2万円あれば、
- レインウェア上下
- Tシャツ
- 中間着
- ズボン
の登山ウェアとして揃えるべき一式を買えてしまいます。性能面は登山メーカーと比べたらそれは登山を専門に作ってるメーカーと比べたら多少劣りますが、自分が使ってる感覚だと最初ならこれで十分なほど登山で着ていけるスペックがあると思います。
ワークマンでどれを選べばいいのか
ワークマンは時期によって結構商品の移り変わりがあるので特定の商品を紹介はしませんが、基本的に「フィールドコア」というワークマンオリジナルのPBシリーズがありそちらのシリーズの中から選べば問題ないと思います。
フィールドコア (FieldCore) とは
プロワーカーが認める仕事着の品質をそのままに、オフの時間もお使いいただけるデザインを取り入れました。
アウドドアデザインをタウンユースでも幅広く着用していただくため圧倒的な低価格を実現し、今までワークマンをご利用したことのないお客様にもおすすめできます。
高品質・高機能そしてデザイン性を重視したオリジナルブランドフィールドコア(FieldCore)にご期待ください。
公式の説明の通り、作業着として使える性能のままデザイン性も重視したコンセプトで登山でも十分着ていけます。
Tシャツだけ「ファインドアウト」というスポーツアイテムを展開してるシリーズのもので速乾吸収性のあるものを買った方がよいかもです。
あとはワークマンの店員さんに「登山で着ていきたいんですが何を買えばいいですか」と聞いたら適切なものを教えてくれると思います。
以上、とりあえずワークマンで登山ウェアを一式そろえるのが安くておすすめだよという話でした。
何かの参考になればうれしいです!
初めてのテント泊登山の前に一度家でテント泊することの薦め
定期的に登山するようになって半年が経ちました。自分の今年の目標はテント泊でアルプスを縦走することです。
先日そのためにちょこちょこ集めていたテント泊装備が仮ですがすべて揃いました!
早速テント泊登山!といきたいところだったんですが、冬なので気軽にテント泊できるような山がないことと直近の天気が悪かったのでとりあえずまず家で試し張りして寝てみることにしました。
結果的に試し張りして実際にテントで寝てみて本当によかったです。試し張りしてなかったらせっかく行っても日帰りで帰ることになってましたし、気づきがたくさんありました。
今回は初心者が初めてテントを試し張り、家でテント泊してみて気づいたことをまとめます。
テントを試し張り、家でテント泊してみて気づいたこと
テントにペグが同封されてなかった
この日初めてテントを開けたんですが、ペグが入ってなくてびっくりしました。ペグってテント買ったら必ず付いてるものかと思ったらそうでもないんですね。
家なのでもちろんペグはさせないんですが、このまま持っていってたらペグなしでテント泊は最初は怖いのでおそらくそのまま帰ることになってたと思います。
自分はすぐこちらのペグを買いました。
皆さんはテント買ってペグが同封されてるか必ず確認してください~(当たり前)
テント張るのに2時間以上かかった
そろそろ寝るかと思い12時頃にテントを取り出し、張り終わったのがなんと深夜2時過ぎでしたw
自分の買ったテントは自立する吊り下げ式のテントで一番張るのが簡単なはずなんですが、英語の説明書を見てもよくわからず動画などを見ながらテントを張っていたら気づいたらそんな時間になってしまいました。
テント張ったことない人なんかは想像している数倍時間がかかると思うので絶対試し張りした方がよいです
グランドシートはあったほうがよかった
実際にテントの中に入ってみると自分が買ったテントの生地が思ったよりも薄かったです。砂利があるような場所でグランドシートなしでテントを張ったら下が破けそうだなと感じたのでグランドシートを買いました。
安価で手に入れられて使う人が多いデュポンのタイベックシートにしました。
グランドシートなしでテント張る人も登山者には多いと聞いてましたが、初心者のうちはグランドシート買った方が無難だと思います。
薄いマットだと寝れるけど睡眠の質は悪かった
欲しいエアマットが品切れだったので、仮で山と道のULパッドを買いました。
めちゃめちゃ軽いので便利だしこれだけで寝てる人も全然いるみたいですが、自分はこれだけだと心もとなかったです。寝れないこともなかったんですが、マットが薄くて硬いので寝心地はそこまででぐっすり眠れたという感覚はなかったです。
自分が欲しいエアマットが入荷したら買おうと思います。
買ったエア枕は自分に合っていた
自分はクライミットのピローxを買いました。
枕は人によって合う合わないの感覚が大きく違いますが、この枕は中央がくぼんでいて頭を包み込んでくれるのでとても安心感がありました。自分に合ったものを買えて一安心です。
以上、初心者が初めてテントを試し張り、家でテント泊してみて気づいたことでした。
一個人の意見ですが、参考になればうれしいです!
次は初めてのテント泊登山に行ってきます~
登山初心者が山梨県の高川山で道に迷って10分くらい遭難した話
週に1回くらいのペースで登山をするようになって半年ほどがもうすぐ経ちます。定期的に登山するようになって最初の1か月目、タイトルの通り山で10分ほど遭難しました。
まだその時から半年も経ってない自分が今振り返っても、完全に準備、経験、知識、登山に対する姿勢などあらゆる点が足りてないことが原因で起きたことなのでとても恥ずかしいし、見る人によってはこの記事を見て呆れられると思います。
ただ自分と同じような登山初心者や登山歴の浅い人には少しは参考になるかなと思ったのと戒めのために記事に残したいと思います。
山梨県の高川山について軽く説明
先に高川山について軽く説明しておきます。高川山は山梨県にある標高976mの山で頂上から富士山がきれいに見れることで有名な山です。
こんな感じで晴れていれば開けた眺望から富士山がくっきり見えます。(遭難した後だったのでこの景色を楽しむ余裕もありませんでしたが…)
登山しない一般の人には知られていないですが、山梨の百名山であり「秀麗富嶽十二景」という山梨県大月市が選んだ富士山がきれいに見れる12の風景のうちの一つとしても選ばれています。
山で都内近郊で定期的に登山をしている人であれば登ったことある人は多いと思いますし、一度は登るのを検討する山だと思います。
最寄駅からそのまま登れ頂上まで2時間でいけるアクセスの良さも魅力で、休日に行けば人に会わないことはないくらいに人はいるので決してマイナーな山ではなく、そんな山でも遭難する可能性はあります。
山での遭難はある日突然に…
この写真は自分が道を間違えた分岐です。
右に行くとこんな感じの道が続いていて、
左に行くとこんな感じの道になります。
正解は左のルートです。
こちらの右のルートは間違いです。
もう一度右の道を見てみますが、ぱっとみ道っぽいのがつながってるように見えます。
反対に正規ルートの左は
写真で伝わるかわかりませんが、ぱっと見だと急に道が下がるので道がなくなったように見えるのと落ち葉で道があまり見えないこと、木も倒れてることからこっちは進めないと思い込んでしまいました。
右の間違った道をそのまま進んでしまうととても普通の人では登れないような急こう配が続く岩場を進むことになります。
自分はこの道を5分ほど登ってあまりにも急だったのでこっちは正規のルートではないと気づきました。
ただ急こう配をなるべく楽に登ろうと場所を変えながら登っていたので元の道に戻りたかったですが、どこから登ってきたかわからなくなりました。加えて急こう配で足場も落ち葉が敷き詰められていてかなり滑りやすくて怖いのでとりあえず下に降りようと下を降りていきました。降りていくけど道がどこだか分からず頭が真っ白になっていたところ、たまたま登山客が登っている姿が見えたのでその人がいた方向に降りていきルート復帰することができました。
その間合わせて10分くらいですが、振り返るとその10分間は間違えなく遭難していました。運よく登山客を見つけて戻ってこれましたが、その方がいなかったらと思うと本当に恐ろしいです。
遭難した原因
登山アプリや地図を見ながらルートを確認して登山していなかった
本当にお恥ずかしい話なのですが、今までほとんど登山アプリや地図を見ながら登山していませんでした。自分が今まで登ってきた山は人も大勢いるし、道もよく整備されていて標識もこまめにあるので道に間違いようがなく必要性を感じてなかったです。
ですが、まだ半年ですが自分なりに色んな山を登ってみると道が整備されていて周りを見渡せばどこかしらに人がいるみたいな山の方が少ないことに気が付きました…
落ち着く時間を取らずにそのまま降りてしまった
恐ろしい話なんですが自分が道に迷っていた10分間、自分が今かなり危険な状態にいるという認識ができていませんでした。軽いパニック状態だったと思うんですが、何も考えずとりあえず怖いから下に降りようと本能のままに行動してしまってました。
今思えば自分が迷った場所はそもそもまだ電波が使えましたし、落ち着く時間をちょっと取れば比較的楽にルート復帰できたはずです。
あと有名な話で迷ったら下らずに登った方がよかったです。頂上はひとつなので登れば選択肢が狭まるためです。ただ今回の場合かなりの急こう配で登るのは登るのでかなり危険だったので、現実問題それを実践するのは難しいんだなと実感しました。
今回の教訓
普段から必ず山アプリや地図を見ながら登山する
当たり前のことなんですが、必ず登山の際はルートを確認しながら登山するようになりました。初めて行く山やコースの際は事前に地図をダウンロードして注意ポイントなども確認しています。
ちなみにヤマップだったらこんな感じで注意ポイントとして教えてくれます。
ヤマップ使っとけば事前に確認して道に迷わなかったです…皆さんもヤマップとか登山アプリは絶対入れときましょう。(本当は紙の地図をもって地図も読めるようになった方がいいです。)
登山中はこまめに現在地を見る
分岐の時は必ず現在地を見るようになりました。定期的に自分の現在地を見ておくとよいです。
とにかく焦らないを心がける
とにかく焦らないように心がけるようになりました。焦ると適切な判断ができなくなるので助かるものも助からなくなります。ただ道に迷ったときに本当に焦らないようにふるまえるかは難しいところです。自分は休憩をこまめにとるようにしたり、お腹がすく状況にならないようにして判断力をなるべく低下させないように意識してます。
モバイルバッテリーや食料、エマージェンシーキットは必ず携帯しておく
今回の件で山ではだれでも迷う可能性があることを実感しました。自分はモバイルバッテリーや食料、エマージェンシーキットは必ずどんな登山にも持っていくようになりました。(もちろんヘッドライトとかも)
もし持ってない人は必ず揃えときましょう。
以上、自分が山で遭難した話とその教訓でした。
もし何かの参考になればうれしいです!